2025/10/24

生成AIを利用して画像を生成する方法とは?汎用的な指示の出し方を解説

技術情報
生成AIを利用して画像を生成する方法とは?汎用的な指示の出し方を解説

画像生成AIへの指示の出し方

生成AIに指示を伝える時は、指示の内容を具体的に伝える必要があります。生成AIは元を質せばコンピュータでもあるため、数字など明確なものは得意ですが、抽象的な表現を捉えることが苦手です。人間でも、抽象的な表現を伝えることが難しいという場合もあります。例えば、美容院に行った際に、美容師に理想の髪型を伝えてもイメージ通りにならないなど、伝えたい内容を具体的な言葉で伝えることはかなり苦労します。
そのため、最適な結果を引き出す為にはコンピュータが理解しやすい言葉や例を複数出していき、試行錯誤を繰り返していくことが大切です。

生成AIで画像を生成する際は、これまでもご紹介してきたマークダウン記法を用いることもできますが、箇条書きで条件を出し、具体的な指示文を直接入力することも可能です。

指示文例

今回は、生成AIに対して箇条書きのシンプルな条件と具体的な指示文を用いて画像を生成します。例として、会社員が会議室でプレゼンテーションをしている様子の画像を生成する指示文を記載します。

理想の画像に近づけるために、今回は指示文の中に以下のような条件を指定しました。

【条件の項目】

  • シーン
  • アングルや構図
  • 画像のスタイル
  • 生成してほしくない要素(文字・ロゴ・データ・実在する人物の情報・不適切なコンテンツなど)

生成AIへの指示例

以下の指示に従って画像を生成してください。

  • シーン
  • 会社員が、会議室でプレゼンテーションを行っています。
    会議室にいる人たちは全員スーツを着ていて、典型的なビジネスシーンです。プレゼンターは若手社員で、生き生きとプレゼンをしている様子です。プレゼンターは、資料を指さして説明しています。
  • アングルや構図
  • プレゼンターの表情が見えるアングルで、プレゼンテーションを視聴している人たちは表情が見えないアングルです。会議室には、全部で5名いて、窓際の大きな会議室です。
  • 画像のスタイル
  • 写真風で、リアルな風景にしてください。
  • 生成してほしくない要素
  • 会社名やコーポレートロゴ、社員名は含めないでください。

出力例

上記のような指示をすると、以下のような画像が生成されました。

条件を項目ごとに分け、具体的な指示を記載したことで、理想に近い画像を生成することができました。
生成AIを活用して画像や文章を生成する際は、1回の指示で理想に近い画像や文章を生成できない可能性があるため、生成AIが理解しやすく指示文を記載することが重要です。

生成AIを上手に活用してコンテンツ生成を楽にしよう!

コンテンツ生成をする際には、項目を分けて細かく具体的な指示文を記載すると、理想の結果を得やすくなります。対話型AIで画像を生成する際は、1度の指示で理想の結果を得られない場合や、指示通りに結果が出ない場合があります。効率的にコンテンツ生成を行うためにも、まずは具体的な指示文を記載し、生成結果を確認しながら画像生成を進めていきましょう。
また、このコラムでは、箇条書きで条件を出して具体的な指示文を記載した画像生成方法をご紹介しましたが、LENSAwriterを活用して画像を生成することも可能です。

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